家族の希望を一枚に。リノベ相談へ持っていく「暮らしのメモ」
新築かリノベーションか、どの地域に住むか、何に予算を使うか。家族で話すほど希望が増え、何から決めるか迷うこともあります。すべてを結論にする前に、一枚の紙へ共通点と迷いを書いてみましょう。

困りごとから始める
収納が足りないという言葉を、帰宅後のかばんが食卓に残る、洗濯物を運ぶ回数が多いなど、場面へ置き換えます。家族それぞれが書き、同じ困りごとと別々の困りごとを並べます。誰かの希望を先に消さず、なぜそう思うかを短く添えてください。
必要なことと楽しみたいことを並べる
建物の確認、雨漏りや寒さの相談などと、好きな食卓、コーヒーの場所、夜の灯りを別の欄へ書きます。安全や建物の状態を確かめることを前提に、何を優先するかを考えます。残したい家具の写真が一枚あると、暮らしの希望も伝わりやすくなります。
決まったことと相談したいことを分ける
総予算、住む地域、入居時期などは、決まっている範囲だけ書きます。意見が違うところは、どの情報があれば判断できるかを質問にします。「壁をなくせるか」「家具も含めていくらになるか」など、具体的な確認事項にして相談へ持っていきましょう。
一枚にまとめる四つの欄
- 今の暮らしで困っている場面
- 残したい物と、これから楽しみたいこと
- 予算・地域・時期について決まっていること
- まだ迷っていること、相談で確認したいこと
コトデザインが大切にするのは、家だけでなく、そこでどんな時間を過ごすかまで考えることです。整った計画書でなくても構いません。家族の言葉を、住まいをつくり直す出発点にしましょう。


