中古戸建ての内見で見るところ。写真の印象だけで決めないために
明るいリビングや広い庭を見ると、そこでの暮らしが一気に想像できます。内見では、その楽しみと一緒に、確認が必要なことも記録しましょう。自分たちで見る項目と、専門家に調べてもらう項目を分けると、短い見学時間を使いやすくなります。

まず生活の動きを試してみる
玄関から荷物を運ぶ、キッチンから食卓へ移動する、洗濯物を干す場所へ行く。普段の動きを思い浮かべながら歩いてみてください。家具が置かれている場合は、室内が広く見えるかだけでなく、ドアを開けたり椅子を引いたりする余地にも目を向けます。
気になるところは位置が分かる写真にする
壁の跡や床の違和感などがあれば、近くからの写真だけでなく、部屋全体との位置関係も残します。見た目から原因を断定せず、いつからあるか、修理した記録があるかを尋ねましょう。撮影や開閉の許可を確認し、屋根や床下へ無理に入ることは避けます。
見えなかったことも書いておく
家具の裏、点検口のない場所、居住中で確認できない部屋など、内見ですべてを見ることはできません。「問題なし」と「未確認」を区別してください。気に入った物件ほど未確認事項を流してしまいやすいので、改修を相談する際にそのまま共有することが大切です。
内見の記録に残すこと
- 気に入った場所と、暮らしに合わない場所
- 気になる状態の位置、写真、説明を受けた内容
- 見られなかった部位と、追加で欲しい資料
内見は、家の安全性や改修可否を自分だけで判定するための場ではありません。必要に応じて建物状況調査などの専門的な確認につなげ、見学の印象と調査結果を合わせて購入を検討しましょう。


